「宇治の里」は、宇治駿河屋がお茶席用に創作した半生菓子(生菓子と干菓子との間に位置するもの)で、抹茶にはぴったしのお菓子です。
外側の白い打ち物種は和三盆をベースに白梅粉・非常に細かな味甚粉を用い、つなぎとして白金時豆で仕上げた中割餡を使用しております。
中には五種類の柔らかい餡羊羹(梅・ゆず・京味噌・抹茶・小豆)が散りばめ、お口に含まれたときに和三盆の上品な味と共に五種類の餡風味が、えも言われぬ香りのハーモニーとなって広がるのをお楽しみいただけます。

本品は乾燥を防ぐ意味で一本の棹状になっており、個々にはカットされていません。お召し上がりの際に適当な大きさに切り分けて用いて下さい。
未使用のものは乾燥しないようにラップなどで包み冷暗所で保存して下さい。